耳鼻咽喉科

耳・鼻・のどの仕組み

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1:みみ・はな・のど、大切にしていますか?

ふだん何気なく見ている花や、音楽、食べ物など、私たちが身近に接する物には色々な表情があります。

花はその美しい色や、香りで、人の心を魅了し、心地よい音楽は気持ちをやわらげ、感性を刺激し、おいしい食物はその味わいや、風味、歯ごたえで食欲が進み気持ちもお腹も満足させてくれます。 

このようにわたしたちが快適に暮らすためにはなくてはならないものが人の感覚です。

「みる、きく、香ぐ、味わう、体のバランスをとる」などの感覚は健やかに日々を送るためにとても重要な働きをしております。

2:みみ・はな・のど、実は重要な働きをしています

「きく、香ぐ、味わう、体のバランスをとる」などの感覚は耳や鼻、口、のどの中の働きの一部です。 

  1. 耳は音を聞くことのほかに、身体のバランスをとる半規管という平衡の器官と連結しています。 耳の病気にかかると、めまいが起きることがあるのはこのためです。 また顔の表情をつくる顔面神経や、味覚を感じる神経も、耳のなかにあり密接な関係にあります。
  2. 鼻は匂いを嗅ぐばかりでなく、呼吸機能という大切な働きをもっています。  鼻は肺や気管を守るために吸った空気に保温、保湿、除塵をし、きれいな空気を肺に送り込むためのフィールターのような役目をしています。
    この鼻呼吸はごくあたりまえのことのようですが、鼻が病気かかり、吸い込んだ空気が浄化されなかったり、口呼吸をすることによりウイルスや細菌が、のどや肺に直接届き、異常をきたします。このように鼻の働きが悪くなると、鼻に隣接するのどや気管、耳にも悪い影響をもたらします。
  3. 口とのどは食べ物を咀嚼し、食道や胃に送り込む役割と、肺に空気を送り呼吸し、同時に言葉を発声し発音する役割をもちます。 また、口から入る細菌やウイルスの感染予防もしており、ひとつの場所で色々な働きをしております。どの働きもとても重要でなくてはなりません。

3:どのような症状に気をつけなくてはいけないのですか?

  1. 耳の病気の症状は、痛みや難聴ばかりではありません。 病気の進みのわりには、症状が軽いこともあります。 耳がつまった感じや違和感、みみなり、ふらつき感などは耳の病気の発見の手がかりとして重要です。症状が弱いとき、特に小児では発見が遅れることがあります。 日常の何気ないしぐさや、聞き返し、テレビのボリュームが大きい、言葉の遅れが気になるなどがある時には注意が必要です。
  2. 鼻の病気の症状は一般にくしゃみ、鼻水、鼻づまりと風邪の症状ととても似ており、風邪と間違えていることも少なくありません。 いつも風邪をひいているようだとか、風邪が治りずらいなどの症状があるときには注意をしましょう。 アレルギーによる病気は年々増加してきており、アレルギー性鼻炎も増えております。 鼻の病気の多くは、直接命にかかわるものではありませんが、頭痛やいびきの原因にもなることもあります。
  3. 口やのどは食べ物を味わう以外に、物をかんだり、のみこんだり、声を出し、また呼吸など生きるうえでなくてはなりません。 これら当たり前の働きが妨げられたり、何らかの異常感を感じたときには耳鼻咽喉科の専門医に相談することが大切です。

4:耳鼻咽喉科医はそればかりではありません

耳鼻咽喉科では、鼻水や鼻血の治療、耳垢などの掃除をするばかりではありません。 耳の聞えが悪い人に対し、補聴器が合うかどうかなどの指導や、子供の発音、発声の診断や指導もします。

そのほか、最近ではアレルギー性鼻炎や蓄膿症、中耳炎の日帰り手術を行うところもあります。

5:気軽にご相談を

みみ・はな・のどは別々に付いておりますが、体の中ではつながっており、それぞれ密接な関係を持っております。 「きく、香ぐ、味わう、体のバランスをとる」などの感覚器の健康は実りある豊かな日常生活への第一歩です。


耳鼻咽喉科医はそのために皆さんの身体をサポートいたします。お気軽にご相談ください。